
アスベストの特性
工業材料として生活に貢献してきた
奇跡の鉱物と言われています
偏光顕微鏡に写真による
クリソタイル
アスベストは、天然に産する鉱物繊維のことで、
「石綿」とも呼ばれてます。
100万年前の火山活動により火成岩の一種として
形成されたもので、耐熱性、耐薬品性、
絶縁性等に優れているため、断熱材、屋根材などの
建設資材をはじめ、電気製品、自動車、家庭用品等、
3000種を超える利用形態があるといわれております。
白石綿(クリソタイル)
現在も使用。90%以上が建築資材に使用されている。
茶石綿(アモサイト)
青石綿(クロシドライト)
アモフィライト
トレモライト
アクチノライト
1975年以降は使用禁止!!
吹きつけ石綿として、直接、壁や天井、
柱等に吹き付けられている。他、波形石綿スレート、
石綿セメント材として床材、壁材、
天井材などに使用されています。
身近な場所で使われている
アスベストの9割は建材に
使用されています。
アスベストは、輸入量が90%以上が建築資材の
原料として使われてます。
学校やビル、集合住宅などの断熱材・防音材
・耐火材・保温材として使用されてきたのをはじめ、
自動車のブレーキパッド、石油ストーブの芯などの他、
ボイラーやスチーム暖房パイプの被覆などの工業材料として、
身近なところで広範囲に使用されてきました。
除去レベルについて
アスベスト除去レベル1
専用ポリシートで除去する部屋を完全密閉。
その上で負圧除塵装置の設置、
セキュリティールームの設置などの
飛散防止対策が必要です。
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アスベスト除去レベル2
保温材、断熱材等が対象。
除去の際は石綿部の飛散防止養生を
行い石綿が使われていない箇所で切断し、
そのまま処分いたします。
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アスベスト除去レベル3
非飛散性と呼ばれる、比較的リスクの少ない
分類とされていますが、除去の際には十分に
湿潤させた上、原型のまま破壊せず除去する
必要があるもの。